文責:院長/歯学博士 林保利
守山区の歯医者、ききょう歯科クリニックです。
「歯医者は痛いし、怖いし、行きたくない!!!」と思っているのは
お子様だけでなく、大人でも多いのではないでしょうか。
そんな思いをお持ちの方に、ぜひお読み頂ければ幸いです。
Contents
なぜ歯医者は痛いのか?
一昔前の歯科医院は「削って詰める」という考え方が一般的でした。つまり、歯医者はむし歯になって、歯が痛くなってから行く場所だったのです。そのため、歯医者=痛い、というイメージが一般的になってしまったのだと思います。
また、むし歯は痛みなどの自覚症状が出るということは、歯の神経近くまでむし歯菌に感染していたり、歯の根っこ、つまり神経がむし歯菌に感染していることがほとんどです。神経というのはとても敏感で、冷たさや痛みを感じる機関なので、麻酔が効きづらかったりすると、治療中に痛みを感じてしまう事もあります。
この、むし歯本来の痛みと、治療による痛みのWパンチで、歯医者なんて大嫌い!!と思ってしまう方が多いのではないでしょうか。
なぜ歯医者は怖いのか?
痛みがある、というだけで怖くなってしまいますが、他にも怖くなる原因があります。まずは、麻酔。針で口の中を刺される…と想像するだけで怖くなりますよね。また、歯医者さんで働いている歯科医師や歯科衛生士、受付などのスタッフが、愛想も笑顔もなければ、それは大人でも怖いと感じてしまうと思います。
痛みなく歯医者に通うためには?
これは「定期的に歯医者に通って、クリーニングやむし歯チェックを行う」。これが間違いなくベストアンサーです。痛みがないなら通わなくていいじゃん!と思ってしまうかもしれませんが、そうではありません。
むし歯は自覚症状がでている段階で、手遅れになる事が多いですし(ここでいう手遅れ、というのは、痛みがすでに出てしまう、という意味です)、歯周病は痛みなく進行する「沈黙の病気」と呼ばれており、気付いた時には歯を失ってしまう事になります。(日本人の歯を失う理由の第一位は歯周病です!)
つまり、痛みがない状態で、歯医者で歯石を取ったり、歯周病のケアをすることで、痛みなく歯医者に通い続ける事ができます。
歯医者は「歯を治すところ」ではなく、「歯を綺麗に保つ、美容院のようなところ」と思ってもらえるとイメージがしやすいと思います!
痛みのない治療ができる?
とはいえ、すでに痛みが出てしまっている方は、極力痛みや怖さを抑えて通院したいですよね。ききょう歯科クリニックでは、針の麻酔をする前に、表面麻酔という、噴射式やゼリー状の麻酔を行ってから針の麻酔を行うため、針のチクッという恐怖を和らげることが可能です。
また、針の麻酔は、適切に管理された温度と、打ち込むスピードが均一であることによって痛みを和らげることが出来ます。
「痛みがない」というと大げさですし、人によって、痛みの度合いが違うので「当院は痛みはありませんよ!」と言い切ることは出来ませんが、ききょう歯科クリニックでは、極力痛みを抑えた治療を心がけていますので、不安な方、怖い方、痛みが苦手な方もお気軽にご相談ください。
安心して通える歯医者とは?
先生やスタッフが怖い、というのは、やはりコミュニケーションをしっかり取って、こちらの意見を聞いてくれるか、共感してくれるかどうかが大きな分かれ目になってくるかと思います。
特に、お医者さんは怖いもの、という印象がある中で、「本当はよくわかってないけど、質問したら怒られないかな?」といった恐怖心が出てしまって、不安や疑問が解消されていないのに治療が進められてしまう、といった悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
ききょう歯科クリニックでは、「直接ドクターには聞きにくい」ようなことをしっかりと確認したり、皆様に寄り添うために、歯科専門のカウンセラーの資格を有したスタッフが、皆様と歯科医師・医院との間にたち、しっかりと説明をさせていただいております。
また、このようなスタッフがいなくとも、しっかりとお口の中の写真やレントゲン写真を元に、現状の説明やこれからの治療方針、そして治療の選択肢を提示してくれる医院を選ぶと良いと思います。
まとめ
痛い、怖いを解消するための最適な方法は、しっかりと検診に通うことです!
「毎回通っても同じことをされるだけだし、、、」といって通うのをやめてしまうと、痛みが出たり、また嫌な思いにつながる可能性が高くなってしまいます。今ある歯を、1本でも、1日でも長く残し、生涯に渡って美味しい食べ物をたべ、素敵な笑顔で笑うことができる。そんな未来のために、検診に通いましょう。